「副知事の二人制」と「女性の副知事」の登用が議論となった。
本会議での採決の結果、両案とも賛成多数で可決され、県政史上初の女性副知事が 
誕生することになりました。

そもそも「二人制論」は斎藤知事が就任した時点からあったわけではない。
唯一、それらしき示唆があったのは二月議会の予算特別委員会で、私の「二人制はあるのか」の質問に対して、斎藤知事は「将来は将来の事として」と、仄めかしていたにすぎず、明確な発言は避けていたのである。

私は、「女性の副知事」の起用に何ら異論を唱えるものではない。それが、選挙時の公約であるならば果たす必要があることは言うまでもない。したがって、二月の予算特別委員会で私は「公約」は県民との間で取り交わされた「誓約書の覚書である」「私なら、実現のために汗を掻く」と明言している。
(実際のやりとりは、『土田広志のホームページ』に全文記載)

しかし、日野氏の他にもう一人の副知事となると、果たして本県のような人口と財政規模からして「二人制」は身の丈に合ったことなのかどうかというと、今でも「不相応」であると思っている。
なぜなら、せっかく高橋前知事の時代から特別職と管理職手当てなどの人件費を大幅に削減してきた財政改革の方針に逆行することに他ならないからである。

だが、政治は生き物である。従来の固定的な考え方では進化せず、変革によってもたらされる「価値」を共有することはできない。

したがって、私は空席となっている「出納長」(必置規制)を将来とも置かないで、もう一人の副知事が「兼掌」するという条件であるならば(地方制度調査会で法改正の検討をしている)、副知事一人分の給与は微増になるものの財政改革の許容範囲にとどまるものとして、もう一人の副知事を容認することとした。  

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9月議会を振り返って